シンニュウシャダー!
超主観的キャラクター育成指南ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
初心者物語(第1話)
突然ですが、オリジナル小説は中止とさせて頂きます(´・ω・`)
(すでに全体の半分ほどは書き終えたのですが)
改めて読み直してみると、グロい、エロい、怖い、と
筆者の趣味を極限にまで昇華させた、ホラー小説となったので、
アラドのブログに掲載すべき内容ではない、と判断しました。

そんなわけで、代わりに書き始めた小説が、

この「初心者物語」です。

アラド大陸にやってきた、鬼剣士を主人公にし、
笑いあり、涙あり、解説あり、のアラド小説にするつもりです。
まだ3話分くらいまでしか書いていませんが、
合間を見てちょこちょこと更新していきますので、
興味のある方は是非、続きを読んであげて下さいませ。

262.jpg


初心者物語 第1話「始まり」

気がついた時、私は小さな祠の上に立っていた。
すぐ傍には、【郵便箱】と名のついた用途不明な物体と、小さな【金庫】が置かれている。
【金庫】の蓋を開けてみる。
当然の如く、中身はカラッポだった。
恐らく、これからの冒険を進めていく内、アイテムを持ちきれなくなったら、この金庫を利用することになるのだろう。
他には何かないのだろうか、と辺りを見回してみる。
すると、祠の奥に立っている1人の女性の姿を、眼に捉えた。
目の前に立っている女性も、私と目を合わせ、そして静かに微笑むのであった。

「こんにちは、【鬼剣士】さん。アラド大陸へようこそ」

鬼剣士。…そう、それがこの世界での私の姿である。
白髪の逆毛、筋骨隆々な体つき、右手に持つ確かな得物の感触。
そして、鬼の呪いを象徴するであろう、左腕に宿る禍々しき異形の鬼手。
改めて、自分の姿を見定めている私に、彼女は言葉を続けた。

「私の名前は【セリア=キルミン】。アラド大陸に訪れたばかりの、旅人のお世話をさせて頂いています。貴方もその1人です。
 最初に、このアイテムを受け取って下さい。きっと何かの役に立つはずです」

そう言って、彼女は小さないちごを、私に手渡してくれた。
【有機栽培いちご】。説明では体力を少しだけ回復してくれるものらしい。
アイテムを受け取った私は、セリアと名乗る女性に挨拶を返すことにした。

「ありがとう。これからも世話になると思うが、宜しくお願いしたい」
「貴方も、これからたくさんの困難な冒険に赴くことになるのでしょう。
冒険の序盤に使える防具や装飾品が必要な時は、わたしを訪ねて下さい。
それと【一般スキル】を覚えたい時も、ここに立ち寄って下さいね」
「…一般スキルとは?」
「貴方たち鬼剣士も含め、全ての冒険者の方が共通で覚えられるスキルのことです。
 ですが、スキルを覚えるには一定のレベルとSPが必要になります。
 …そうですね。まずは、この祠から出て外の世界を覗いて来てみて下さい。
 様々な出会いや戦いからでしか、得られない知識を今は学ぶときです。
 さあ、それではアラド大陸での冒険を始めましょうか」

確かに、始めたばかりの今の私では、一度に沢山の説明を受けても、全てを理解すること出来ないかもしれない。
考えるよりもまずは動け、か…。
まったく、かわいい顔してハッキリ言ってくれるものだ。
得心した私は、セリアから背を向け、日の光が差し上る外の世界へと、身を躍らせるのであった。



――――ここは、森のふもとなのだろうか…?
大樹の根元を刳り貫いた、小さな祠から顔を出すと、強烈な木漏れ日が私の顔に降り注がれた。
薄暗い祠に目が慣れてしまっていたせいか、少々立ち眩みしてしまう。
苔の張り付いた古い石畳の路をしっかりと踏みしめ、周りを見回してみると、辺りには、私と同じ冒険者と思われる者たちがまばらにいることがわかる。
まずは誰から話を伺えばよいのだろうか、と思案していると、急に大きな怒声が響き渡った。
すぐ近くだ。
声のする方に向かうと、大柄な中年の男性が焦燥に駆られた面持ちで、私に向かって話しかけてきた。

「たっ、大変だ!セリアがゴブリンどもに捕まっちまった!」

な、なんだって!?
つい数秒前まで話をしていたのに、一体いつの間に攫われてしまったのだろうか。
…いや、そんなことは問題ではない。
とにかく詳しい話を聞こう、と私はダミ声の男性に詰め寄った。

「彼女はどこへいったのだ?」
「おお、誰だお前は?新しい冒険者か?
 …ゴブリンの集団が、セリアを連れ去っていっちまったんだよ!
 ゴブリンの野郎…、よりによってあんなに綺麗な子を…。
 何とか救いださないといけねぇ、遅れたら何が起こるかわからんからな。
 ゴブリンの根城は、この町の東にある【ロリエン】というダンジョンだ!
 お前も、セリアに世話になったクチなら、彼女の救出を手伝ってくれ!」

ロリエン…?
男性のすぐ近くに掲げてある案内板に目をやる。
すると、確かにロリエンという名前が東の方角を指して載っていた。
ゴブリン、とは恐らくモンスターの名前なのだろう。
彼女を一体どうするつもりなのだろうか。焼いて食うのか、それとも…。
…考えても仕方がないが、このまま見て見ぬ振りなど絶対に出来ない。
初めての戦闘。
その事実に震えを感じながら、私は目の前の男性に強く頷くのであった。

(第2話に続く)
スポンサーサイト

テーマ:アラド戦記 - ジャンル:オンラインゲーム

コメント
この記事へのコメント
すごいなぁ
やっぱり、小説書く人は文章をまとめるのがうまいっ!
かっけぇよw
2007/03/23 (金) 00:28:29 | URL | じぇんえい #-[ 編集]
すごく続きがキニナリマス・・・

ってか鬼剣士が以外に現実思考なことにワロタw
2007/03/23 (金) 06:42:17 | URL | ハッ #-[ 編集]
>な、なんだって!?
驚くのも無理は無い。

にしてもグロい、エロい、怖いの小説見たかったなぁ・・・
メール送ってくれる?
2007/03/23 (金) 08:31:02 | URL | 隙間の何か #RiUlFD6I[ 編集]
わ~
凄い面白いですね
早く続きが見たいです
鬼剣士がレンジャー並に現実主義者w
俺も小説作ってみようかな~
文才ありませんけどねorz
2007/03/23 (金) 08:43:28 | URL | 天鴉 #-[ 編集]
アラド小説か・・・
他の小説は結構書いてるんですけど・・・
アラドか・・・書いてみようかな、今度。
2007/03/23 (金) 09:59:57 | URL | †エフラム† #qbIq4rIg[ 編集]
エロい小説今度是非頼むw
郵便箱という用途不明な物体は永遠に意味不明なのであしかr(ry
戦闘シーン楽しみに待ってやす^^
2007/03/23 (金) 11:11:40 | URL | Sherry #aIcUnOeo[ 編集]
完成度が高いですね・・・・。
俺もこんな風に小説書いて見たいな・・・・。
数秒前まで話していたセリアのドジ加減は神の値ですね
2007/03/23 (金) 11:49:30 | URL | 柳戦流 #-[ 編集]
焼いて食うのかそれともエロいことするのか
小説か~
今日はわたしは卒業式でした
泣きませんでした
アンダーフットとかどうするんだよ
転職とかもね

2007/03/23 (金) 13:52:26 | URL | しょぶー10 #-[ 編集]
>じぇんえいさん
うほっ!勿体無いお言葉です・゜・(つД`)・゜・
そんな風に言ってもらうともっと頑張りたくなっちゃうジャマイカ!
これからも暇が出来たら是非読んであげてください^^

>ハッさん
ありがっつ!ご期待に添えられるよう頑張ります!
キャラの性格は、自分のイメージそのままで作ってありますのでw
主人公なにに転職させようかなぁ…。

>隙間の何かさん
いやー、まだ完結さえしていない出来損ないですから、公開は無理っすorz
ちゃんと書けたら、一気に載せたいなとは思っています。
(いつになるやら)

>天鴉さん
自分こそ、文才のぶの字もないですよw
ただ、背伸びして書いているだけですb
皆様のお言葉こそが製作の活力!

>†エフラム†さん
是非是非書いてみてください!
絶対に読ませに行かせて頂きます。
自分は、他の人の小説を読んで感化されましたぜb

>Sherryさん
せ、戦闘シーンだとぅ!?(;゚Д゚)
この描写が一番苦手なんだよねぇw
官能小説じゃねーぞ!w

>柳戦流さん
そ、そうですか?マジ嬉しいんですけどw
セリアが神速で攫われるのは、きっと大人の事情があるんですよb

>しょぶー10さん
お、卒業(o´エ`ノノ゙【。゚+.オメデトウ。+.゚】
とりあえず、いけるとこまでは鬼剣士を成長させたいですねー。
蜘蛛は…ちょっと無理があるかもw
2007/03/23 (金) 23:46:26 | URL | 枝豆 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 シンニュウシャダー! all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。